らんどめいどスタッフが贈る
子育てアイデア
スポーツ選手の
親になろう 2
前回は『やる気』と『心と体のメンテナンス』について、スポーツにおける知っておくべき事についてでしたが、今年の5月に話題になったニュースで、日大アメフト部のタックル事件は、ご存じの方も多いと思います。とても悲しく残念な出来事ですね。昔ながらの日本のスポーツ教育は見直さなければ、事件として大きな問題になることもあります。心と体のコンディションや、メンテナンスを踏まえ、今回は私が見つけた、実践できる内容をご紹介いたします。
【質の高い練習の為の、心と体】
毎日練習を休まずに、毎日たくさんの練習量を行うと上手になります。なんていうのは一昔の時代の話。前回でもご紹介しましたが、休むことにより、より質の高い練習ができる頭と心の準備ができます。各スポーツの練習方法は違いますが、まずはオンとオフを作り、心と体の準備はしっかりしましょう。
【目標を決めましょう!】
小さい子供は、現役高校生ほど現実的な目標ではなく、ただ『強くなりたい』『優勝したい』『オリンピック選手になりたい』と漠然とした目標の方が、多いのではないかと思います。もちろん『とにかく負けたくない』でも大丈夫!その子が考えた目標をしっかりと聞いてあげましょう。そして、みんなで共有しましょう!親も子供も、監督やコーチも同じ方向に向くことで強くなる効率アップ!!以外と、子供の目標をご家族や監督と共有しているのは、少ないのではないでしょうか?
【目標達成シートをつくろう】
野球選手の大谷翔平選手が実際にやっていた目標達成シートはとってもわかりやすく、小さい子供からビジネスシーンにも活用できるものです。
やり方は簡単!目標は『強くなりたい』でもOK!真ん中に目標を書き、その周りにどうすれば真ん中の目標を達成できるか、を書き込むだけ。
例えば、強くなるためには礼儀も必要、『あいさつを必ずする』や、スピードアップしたいのなら『週に4日ダッシュ3本』『毎日可動域を広くするストレッチ』など、ここで注意してほしいのは、小さい子供(4歳頃〜8歳頃のプレゴールデンエイジ)はキツイ筋トレではなく鬼ごっこや、ボール遊びなどで楽しく体幹作りをしたり、できる事を少しずつ増やし楽しく行うことが大事です。キツイ筋トレをすれば、もちろん筋肉はつきますが、楽しくなく辛いだけだと、脳から体を動かそうという指示が上手くいかなかったり、疲労が溜まり練習をストップ!なんて、効率がよくありませんよね。楽しく動いて効率アップしましょう。
そして、このシートは何を今やらなくてはならないのかが可視化されているので、足りないものや出来ている事、何をすべきか一目瞭然!
お父さんお母さん是非やってみて下さいね♪
詳しくはこちらから、シートの書式が取れます↓
【体づくりの10分遊び】
小さい子供に大人のような筋トレは、スポーツのJrインストラクターをしていた私はおすすめしていません。腹筋でも、もちろん数を少なくするのであればOKですが、子供は子供らしくあってほしいので筋トレではなく遊びとして出来ることを紹介いたします♪
①限定鬼ごっこ
範囲を限定し鬼ごっこします、例えば体育館ならバドミントンコート内。公園内や広場に円を書いてその中だけなど。人数がいればいるほど楽しく、子供たちは本気で走るので、たった10分でもゼーゼー言います。
※脚力、瞬発力、判断力に効果あり 2〜10人程で楽しめます
②ケンケンパ
昔ママとパパもやったことがあるのではないでしょうか?懐かしいあのケンケンパ、どこでもできるのでおすすめ、歩幅を大きくしたり小さくしたり、早くしたり、利き足とは逆の足でしたり、筋肉の使い方が変わるので色々なケンケンパを試してみましょう♪
※脳から体への伝達力アップ、脚力、体幹、に効果あり
③ボールキャッチ
二人一組で二個のボールを使い、同時に投げてキャッチ。他にも、ボールを投げた瞬間体を一回転させてキャッチなど。
※脳から体への伝達力アップ、指の力、反射神経、体幹に効果あり
ご紹介した遊びは、実際に私の子供がやって楽しかったものです。昔やったことのあるような遊びは体力や筋力がつくものばかり、プレゴールデンエイジと呼ばれている、4歳頃〜8歳頃に色んな動きをする事で運動神経、いわゆるセンスが磨かれる時期なので、是非!やった事ないようなスポーツや遊びを取り入れましょう。
実際に、現在の日本代表バドミントン選手のトレーニングにも楽しいものがあり、二人一組でタックルの様に向き合い、相手の足を触ったら勝ち!というトレーニングもありました。低学年でも筋肉を楽しく無理なくつけて、将来へと繋げましょう♪
【読むだけで変わる!
イチロー選手を見習おう】
日本や世界にも影響力がある、野球界のトップアスリート、イチロー選手の考え方はとても理にかなっていて、お手本にしたいことがたくさん!
『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行く ただひとつの道だと思っていいます』 byイチロー
有名な名言なので知っている人も多いかもしれません。この『小さいこと』について知りたくて、たくさんの記事の中で見つけたのが、『毎日少しだけ限界を超える』ということ。
イチロー選手は天才ではなく、ただ少しだけ限界を超えることをしてきただけ、とありました。その少しの積み重ねは、本当にとんでもないところへの近道なのかもしれません。
こちらにたくさん名言載っています↓」
【身体を思い通りに動かす能力】
天才と言われるアスリートは、どんな競技も、何をやらせても出来ることがあります。
しかし、小さいころからなんでもできる天才だったわけではありません。
水の入ったコップをこぼさず飲むのは簡単です。しかし、トップ野球選手の様にホームランが打てるかというとできません。でも、自分の身体の使い方を知ると、どんな競技でもできるようになります。
TVでお馴染みの武井壮さんのツイッターで、
『身体を思い通りうごかせないで反復練習することは、悪いとは言わないが効率がすごく悪い。それでスポーツの勝負をすると身体のサイズなどと反復した技術がいかに正しいかの勝負をすごい数のライバルと競っていくことになる。。思い通り動かせる状態なら少ない技術で身体の出力強化に注力できる。。』
出典元:武井壮とイチローの以外な共通点。
『思い通り動かせる状態なら少ない技術で・・・』一つの競技に特化して練習するよりは、小さい頃から色んな遊びで、体の使い方を覚えたほうが、後々良い結果が生まれるのかもしれませんね。
まだまだご紹介しきれていませんが、高知の子供たちが、スポーツ活動を通してたくさんの事を学び、元気であることを願って♪さらにサポートする親のサポートになれば、と考えています。
【子育てアイデアvol.5】スポーツ選手に育てる?前編はこちらから
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最後に、見て頂きありがとうございます。
私も子育て奮闘中です。
なにがこどもの為なのか?
自分にとって大事なものは?
いろんなことを考えるお年頃にでも
なったのでしょうか?
人生を見直す30代!
ひとりで悩まずに頼ることが
大事と改めて感じています。
≪らんどめいどstaff≫
高橋
6歳と2歳の二児の母。
元大手スポーツ会社の
Jrテニスインストラクター
らんどめいど広告編集担当
趣味:子育て、バドミントン